中国を中国を訪問中のアピシット・ウェーチャチーワ首相は、中国の支援による最高時速200キロの中国版新幹線建設を本格的に検討することを表明しました。
この鉄道は中国からシンガポールまでの東南アジア縦断路線の一部で、タイ国内は、ラオスとの国境ノーンカーイからバンコクまでの600キロ、バンコクからマレーシアとの国境パダン・ブサールまでの1000キロ、の2路線が有力とのこと。
タイの政治経済はほぼ華人が牛耳っていることはよく知られていますが、近年ではタイのデパートや食品コングロマリットが中国に進出して故郷に錦を飾ったり、大量の新型バスやBTS車両を中国から導入したりと、タイと中国との結びつきが目立ってきました。
アピシット首相も客家(はっか)の家系だそうです。
同じく客家の家系のタクシン元首相も、首相在任時に「日本からの援助はもう要らない」と言っていましたが、
なんとなく日本は置き去りにされつつあるようです。

2010 年 12 月 14 日 2010/12/14
2010年12月13日 22時32分 更新
タイの高速度鉄道計画、来年末迄に工事が開始される見通し
各報道によると、タイのステープ副首相は13日、ソンクラー県のパダンベサールからバンコクを経由してノーンカーイに至る高速度鉄道の建設工事が来年末までに着手できる見通しである事を明らかにした。
4年後の完成を見込んでいるという。
ステープ副首相によると、先週土曜日に中国を訪問した際に高速度鉄道建設計画の推進を再確認したという。
その際に、中国側からは来年3月から4月の間に予定されている建設契約に間に合うよう国会承認を済ませておくよう要請があり、またタイ側からは建設計画推進の為の長期低利融資の提供とラオスとの間での建設計画推進合意を急ぐよう要請したという。
2010 年 12 月 30 日 2010/12/30
日立・三菱重、タイの鉄道を共同入札へ
読売新聞 12月30日(木)12時20分配信
日立製作所と三菱重工業が、来年1月に行われるバンコクの鉄道建設事業の入札に共同で参加することが29日、分かった。
両社は、タイの共同入札をきっかけに、海外での鉄道事業統合も検討していく方針だ。日本勢の競争力が強まれば、「日本の鉄道輸出」にも弾みがつきそうだ。
入札するのは、バンコク中心部と北部を結ぶ高架鉄道レッドライン(地上8駅、全長26キロ・メートル)だ。2014年の開業を目指し、総事業費は約3500億円。
国際協力機構(JICA)はタイ政府に鉄道建設に対する円借款を行っており、日立・三菱重工連合が受注する可能性も高いとみられる。両社は6月に海外鉄道事業で提携したが、共同入札は初めて。
2011 年 1 月 12 日 2011/01/12
=2011/01/09付 西日本新聞朝刊=
高速鉄道 建設ラッシュ ベトナム、タイ、ラオス…
■輸送力増強 中国が支援
(中略)
一方で、他の鉄道網の計画は圧倒的なスピード感で進んでいる。タイのステープ副首相は昨年12月に訪中。中国の技術提供を受け、新マレー鉄道のタイ国内区間(ノンカイ-パダンブサール)を15年までの4年間で完成させることで合意した。併せて中国に建設資金の低利融資を求めたほか、チェンマイ路線など国内の建設計画にも協力を要請した。直後にはタイが51%、中国が49%出資して運行を担当する国営企業設立を早々に表明するなど、両国の蜜月ぶりが際立っている。
(後略)